私はイタリヤのボローニャ大学大学院を卒業した文化人類学者です。現在は、東京に住んでいて東京大学で臨床心理学の博士課程で研究しています。
私の人生は普通の研究者と違う経験を経ております。それは人類学者になる以前、長く実社会の中で生き、世界を旅し多くの人々と接する機会を得、学ぶことが出来たことです。
そのことによって、人類が共有する精神的な苦悩の原因に深い関心を持ったことから研究が始まりました。
そして、私は残された人生を人類学の研究に全力を尽くそうと決心しました。
数年前から、私は日本での「引きこもり」の現象を深く研究しています。西洋人としての私の見方が結果として日本の社会に貢献出来ることを私は希望しています。
「引きこもり」の現象を探求することは広い意味で「自分自身のための人類学」であると私は提唱しています。「自分自身のための人類学」とは、知らない自分自身の本質の探究、そして精神的な変化のための人類学と言えます。
この新しい考え方を知らせるために、私は全力を尽くします。
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